「MY HOME, MY LIFE 〜家こそ人生そのものである 〜」vol.1「どこにいても東海岸を一望できる、マイホーム」


 どこにいても東海岸を一望できる、マイホーム

うるま市の東海岸を望む高台にある、打ち放しコンクリートの建築事務所兼マイホームをご紹介。


リビングの天井を3mと高めに設計したことで、広く開放的に。キッチンスペースは少し段差をつけてエリア分け。インテリアのほとんどは、セレクトショップを経営していたセンス抜群な奥様が選んだもの


沖縄建築賞を受賞したマイホームは奥様のご両親からの一言で決意。

 東海岸を望める高台にあるのは、広島県出身で建築士の武史さんと、沖縄生まれの真子さん夫婦の建築事務所兼自宅。奥様の実家が持っていた、ジャングルのように雑草が生い茂った空き地へ、1年9カ月前に建設。2015年には、第1回沖縄建築賞の住宅建築部門で正賞を受賞している。武史さんは 年前に沖縄へ移住。元々ダイビングが好きで、学生時代は年に3、4回訪れるほどの沖縄フリークだった。休みを利用して、与那国島でアルバイトをしながらダイビングをしていたことも。「島の雰囲気が好きで人間も好き。純粋なところが残っている沖縄で、いつかは仕事をしたいと思っていた」 そして7年間のサラリーマン生活の後、たまたま人材を募集していた沖縄の設計事務所に入社したことがきっかけで沖縄に本格移住をし、奥様の真子さんと出会った。

リビングからフラットになったテラスには、バーベキュー用の台とシンクを設置。扉はすっきりと収納し、テラス両側に壁を設けることで余計な景色が見えず、空間を切り取ったような景色が楽しめる


 マイホームを建築するきっかけは、真子さんのご両親から「土地があるから建てたら?」と言われたことがきっかけだそう。「コンクリートの打ち放しは冷たさを感じるかもしれないけれど、僕はコンクリートや石、木など無垢のものが好き。キッチンのテーブルも一枚板を使っているんです。これから先、何十年も住むことになるし、古くなると汚れるけれど、それが良さと感じられるような家にしたいなと思った」とマイホームを設計した武史さん。できるだけシンプルな素材を使って、ごちゃごちゃしないように作ったそう。高台にあり、海が見えるというロケーションだったので、できるだけ家の中のどの場所にいても海が綺麗に見えるようにしたかったという。


露天風呂のような開放感が味わえるよう、L型に設計したバスルーム。天井の青色は、モロッコテイストが好きな奥様のこだわり。手前の洗面所は2人並んで使えるようスペースを広くとり、蛇口も2つ設置してスムーズに


 この家に引っ越してから変わったことは? とお伺いすると「お客様を招いてバーベキューをするんですけど、こういう楽しみ方っていいなと。家に人が集まってワイワイするのが2人とも好きなんですよ。家を建てて人を呼びやすくなったし、そういう場が多く持てるようになったのは良かった」と嬉しそうに話す。


コンクリートにくぼみを入れて作った本棚スペースは、「好きなものを飾れる場所が欲しい」という奥様の要望。表紙が綺麗な本や、本当に好きな物だけを飾っているそう


 「今後は家もメンテナンスが必要になるので、普段の掃除はもちろん、直すところが出てきたら修繕しながら大切に住んでいきたいです。あと、これから木を植えて庭も少しずつアレンジしていく予定なので、月日を重ねていくほどより良い家になればいいなと。今も2人で、こういう家具が欲しいね、買い替えたいねと話をしているんです」

 完成後もどんどん素材に味が出てきてインテリアやお庭も進化していくこの家は、ある意味まだ、建築中なのかもしれない。


海に向いている側は、目一杯ガラス面がとれるように設計。右側の1階部分が寝室で、2階はゲストルームとして使用


DATA

畠山さん宅

○家族構成:夫婦・愛犬
○所在地:うるま市

【設計】 株式会社クレールアーキラボ
住/うるま市石川東恩納488-1
☎098-955-1823
info@clairarchilab.com
http://www.clairarchilab.com/





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